イベント

子どもの権利条約フォーラムinとちぎ分科会

11月4日は、子どもの権利条約フォーラムinとちぎ 分科会です。

分科会は、栃木県内をはじめ、全国各地で活動される方が担当されています。

当日参加も大歓迎★受付までお越しくださいませ。

長文ですが、分科会をご紹介!

P-2子どもの居場所 では、高根沢町の学校外の学びの場「ひよこの家」の設立秘話を、当時の町長である参議院議員の高橋克法さんにお話しいただきます!

分科会は、

虐待防止、子どもの居場所、学校外の学びの場、しゃべり場、不登校、子ども食堂、オーストリアの青少年政策、放課後児童クラブ、アドラー心理学、外国籍の子ども、子ども参加と防災、発達障がい、仕事と子ども支援、子どもの権利条約・条例、こどものまち、オレンジリボン

の、幅広いテーマで揃っています。

●虐待(A-1, P-1)

●子どもの居場所(A-2, P-2)

●学校外の学びの場(A-2, A-9, P-9)

●しゃべり場(P-7)

●不登校(A-3, P-3)

●子ども食堂(A-5, P-5)

●オーストリアの青少年政策(A-10)

●放課後児童クラブ(P-8)

●アドラー心理学(A-8)

●外国籍の子ども(A-4)

●子ども参加と防災(A-12)

●発達障がい(P-12)

●仕事と子ども支援(P-6)

●子どもの権利条約・条例(A-6, A-7, P-10)

●こどものまち(A-11)

●子どもの声を聴く(P-4)

●オレンジリボン(P-11)

【分科会AM 10:00~11:30(12:00)】

A-1(発表、意見交換)

虐待を生まない子育て支援って? ~子育てに苦しさを感じている親御さんに~

内容:メディアや社会は虐待する親を責めますが、そもそもそういった家庭に支援の手はどうして届かないのでしょう。子育てに苦しまない支援とは何でしょう。虐待や貧困の連鎖を断つために私達ができることを一緒に考えます。様々な生き辛さを抱えたお母さんや、心に傷を受けている子どもとの関わり方を具体的な実践事例を通して紹介します。

主催:認定NPO法人だいじょうぶ 畠山由美

A-2(講話・意見交換)

学校外の子どもの居場所

内容:非行、養育困難、貧困、発達障がいなどに対し学校が対応力を失い、不登校の子どもが増えています。その受け皿としての『学校外の子どもの居場所』を考えます。

🔴普通教育機会確保法の成立と居場所の現状:奥地圭子さん(東京シューレ)

🔴富山県射水市フリースペース「ほっとスマイル」:明橋大二さん(心療内科医師)

🔴栃木県高根沢町町営フリースペース「ひよこの家」:卒業生およびスタッフ芳村寿美子さん

主催:足利市第三者調査委員会報告書を読む会、栃木県若年者支援機構 共催

A-3(意見交換)

不登校と子どもの権利 [子どもの権利条約から考える]

内容:不登校がなぜ起きるのか、不登校にはどんな問題が関係しているのか、不登校にどう関わったらいいのかなどについて、子どもの権利条約の条文をもとに、当事者、親、関係者、支援者など誰でも関心のある方に参加してもらい話し合いを進める。子どもの権利について再確認し、新たな認識や展望が見いだせれば幸いである。

主催:栃木登校拒否を考える会

A-4(発表・意見交換)

日本で生活している外国籍の子どもの権利と支援

内容:この分科会では、日本で生活している外国籍の子ども(主にニューカマー)の権利と支援について話し合います。外国籍の子どもたちは、十分な日本語教育が受けられず、言葉が不自由なために「不就学」になったり、貧困から生活が困難になったりしています。そのような子どもたちの権利保障や支援のあり方について考えあっていきたいと思います。

主催:小山市市民活動センター、たすけあいセンターJUNTOS

A-5 (ワークショップ)

広げよう みんなの居場所 子ども食堂の輪

内容:県内で子ども食堂を実施している各団体と参加者とで、食事作りから始まり、みんなでワイワイ賑やかに食を共に摂り、「子ども食堂」という居場所の体験をしていただきたいと思います。

主催:栃木県内 子ども食堂 実施団体

A-6 (ワークショップ)

子どもの権利条約・入門ワークショップ〜子どもの“けんり”について〜

内容:国連・子どもの権利条約についての〈入門編〉としての分科会。イラストや写真をつかったワークを通して、権利/けんりとは何か、それを行使する(つかう)のは誰か、その時に大切なことは何かについて、また、条約の4つの柱(生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利)などについて、考えや気持ちを伝えたり聴いたりしながら共に学んでいく場にしていければと思います。

主催:子どもの権利条約ネットワーク

A-7 (報告・意見交換)

国連・子どもの権利委員会による日本審査

内容:2019年1月、子どもの権利条約の実施状況に関する日本の第4回・第5回報告書が国連・子どもの権利委員会によって審査されます。前回の審査(2010年)からどのような進歩があり、どのような課題があるのか。委員会によるこれまでの提案・勧告、政府報告の内容、NGOレポート、そして委員会による事前質問事項などを踏まえながら、日本で暮らす子どもたちの問題と条約実施の課題を考えます。

主催:平野裕二・荒牧重人・林大介 (子どもの権利条約ネットワーク主催)

A-8 (ワークショップ)

勇気づけ育児のアドラー心理学 「おとなが変わる、それが子どもの権利擁護の出発点」

内容:子どもが、子どもの権利条約にうたわれている権利を行使する主体であるために最も大切なことは、多くのおとなが持っている子ども観を見直すことであると、アドラー心理学は考えています。 ある意味、無自覚な善意で子どもの権利を侵害してしまうことの無いよう、身近な問題をテーマによりよい対応を考えるワークショップをしたいと思います。

主催:アドラー心理学会所属学習グループ『ルマー・キタ』

A-9 (映画上映)

映画“かすかな光へ”と子どもの学び育ち ―ちがう・かかわる・かわる―

内容:100歳の今なお現役の教育研究者として生き続ける大田堯(おおた たかし)さんの撮影当時93歳までをえがいた映画です。これまでの上映会感想から、人はみな違っていいんだと、子育てが楽になった等ありました。映画を通して子どもの権利、子どもの学び、育ちへの理解を深めてみましょう!『百歳の遺言』『子どもの権利条約を読み解く』など著書は多数あり。

主催:デモクラティックスクールつながるひろば

A-10 (報告・意見交換)

オーストリアにおける青少年政策と施策について ~子どもの権利条約の現場での受容および実践~

内容:2017年度内閣府主催 地域課題対応人財育成事業「地域コアリーダープログラム」青少年分野でオーストリア派遣時に青少年関連施設を訪問。難民・移民・貧困などの問題を抱える同国の青少年に対し、個々の権利を尊重する姿勢が徹底されている現場での実践的なアプローチ方法から、異文化コーディネーターとしての知見も踏まえて、日本で青少年関連従事者が青少年と適切な信頼関係を構築する方法を考察したい。

主催:河野 摂

A-11 (意見交換)

とちぎに広がる「こどものまち」の素顔と未来

内容:ミニミュンヘンという街を模した「こどものまち」という遊びのプログラムがあります。子ども達の自治の力を伸ばす価値があるとされています。栃木県内に5つの取り組みがあり、地域との関係をそれぞれが結びながら、関わる人と地域の個性とで、異なる特徴の「こどものまち」となっています。分科会では全国にも広がるこの取り組みをもっと面白くする方法を考えます。

主催:県内の「こどものまち」主催団体、(呼びかけ人 陣内雄次)

A-12 (ワークショップ)

参加する権利って何? -防災共育ワークショップから考える災害と子ども支援-

内容:防災共育ワークショップは、中学生が自ら考え判断し、能動的に動く力を育む、防災への子ども参加の試みです。災害時、子どもは保護の対象として考えられがちです。これに対し、子どもはなにができるのか、おとなはどう支えられるのかを、栃木県足利市内の中学校でPTA・OB会が展開する防災共育ワークショップをヒントに考えます。

主催:防災共育ワークショップ(足利市PTA・OB会)、安部芳絵(工学院大学准教授)

【分科会PM 13:00~14:30】

P-1 (発表)

虐待を受けた子どもの心 ~養育の実践を通して見えてきたもの~

内容:児童虐待の増加が止まらない。どうして虐待が増え続けるのか、そして虐待が子どもの心にどんな影響を及ぼすのか。虐待を受けていた子どもの養育は難しいといわれているが、どんなところがどのように難しいのか、そして難しさを抱えたまま大人になったときどんな困難が待ち受けているのか。子どもの成長発達、そして自立までのプロセスに関わってきた者が実例を交えて話します。

主催:子どもの虐待防止ネットワークとちぎ 代表 福田雅章(養徳園総合施設長)

P-2 (講話・意見交換)

学校外の子どもの居場所

※午前の続き

P-3 (意見交換)

不登校と子どもの権利

※午前の続き

P-4 (発表)

子どもの声を聴く -ありのままに受け止めるということ-

内容:チャイルドラインは子どもの声を聴き、こころを受けとめる活動をしています。大切にしているのは、子どもの権利条約に基づく子ども観です。自分の考えを言うことができ、ありのままを受けとめてもらえる。自分は大切な存在であることを感じることができる。チャイルドラインが聴くことを通して、子どものエンパワーメントをどう支えていくかを伝えます。

主催:認定NPO法人チャイルドラインとちぎ

P-5 (ワークショップ)

広げよう みんなの居場所 子ども食堂の輪

※午前の続き

P-6 (意見交換)

職場の話し合いと「良い仕事」づくりで守る子ども達の権利

内容:子ども達の命を預かり、守る「放課後等デイサービス」「日中一時支援」「学童保育」などの現場では、子ども達の声を聴き、職員同士や保護者とがしっかり話し合うことが、その安全を高めます。子ども達を社会のしわ寄せから守り、彼らの成長・発達を支える現場に、いま何が求められているのでしょうか。子育てを地域と共に実践している事例をヒントに、参加者の皆さんと共に考えて行きたいと思います。

主催:ワーカーズコープ

P-7 (座談会)

いっしょにしゃべりましょう!あきらめないで。おとなと子どものお悩み相談室

内容:ふだん、子どもが言いたいことを言っているだけじゃなく、おとなが思うことをいろいろ教えてください!!

でも、おとなだけじゃなく子どもも学校のことやふだん思うことを言いあいましょう!おとなも子どももワイワイ楽しくしゃべりましょう!!

主催:公益社団法人子ども情報研究センター(はらっぱ子ども編集部)

P-8 (上映・意見交換)

「映像のまち足利」から、子どもたちのかがやく映画ができました。

内容:子どももおとなも楽しめる!おもしろい映画を2本観ます。1本目・第51回全国ビデオ映像コンテスト入賞作「イキイキワクワクハラハラドキドキ学童保育のあそびと生活」、2本目・「エルマー学童の挑戦」

日本が世界に誇ることのできる子どもの権利条約の実践のひとつが学童保育です。足利で20年以上にわたって学童保育運動を担っている2つの民間学童クラブの実践をご覧ください。

主催:足利市学童保育連絡協議会

P-9 (意見交換)

多様な学びフェア

内容:オルタナティブ教育をご存知ですか?直訳すると「学校以外のもう一つの教育」。北関東にも、こどもが中心の学び場・居場所が少しずつ増えています。当日は、プレイパーク・フリースクール・デモクラティックスクール等の代表が集います。「そもそも学び場を選べたら?」「教育機会確保法って何?」「オルタナティブ教育?」参加者の皆さんと「学びの多様性」について語り合います。

主催:小山フリースクールおるたの家、まなビバ!シリウス、守谷プレーパーク、デモクラティックスクールつながるひろば、他

※A-9映画を観てからの参加が望ましい

P-10

市民による子どもの権利条例づくり

内容:栃木県内では、那須塩原市や日光市など4つの自治体で子どもの権利条例が作られてきました。全国的には50近い条例があり、市民による子どもの権利条例づくりの機運が高まっています。荒牧重人(子どもの権利条約総合研究所代表)さんから「子どもの権利条例の制定の現状と展望」について問題提起を受け、主催団体(合同研究会・吉田祐一郎さん)による「足利市子どもの権利条例市民案」の公表、関西での「子ども条例づくり」の連続講座の取組(浜田進士さん)などについて深めます。

主催:あしかが子どものえがおネット・足利市第三者調査委員会報告書を読む会合同研究会

P-11

貧国・虐待・孤立…民の力とオレンジリボン

P-12 (意見交換)

発達障がいと子ども支援 ~タホス教育研究所の取り組み~

内容:学校などの集団生活が苦手。「違い」を理由に差別を受け、家から出られなくなってしまった・・・。そのような子どもに対して、そのように接して良いか分からない保護者。タホス教育研究所では、そのような子どもも保護者達も、楽しみながらソーシャルスキルトレーニングを実施しています。大切なのは、無理にはやらせないこと。皆さんも一緒に、楽しく体験してみませんか?

主催:タホス教育研究所 代表 佐藤康弘,臨床発達心理士 佐藤秋子)

P-13 (意見交換)

子どもによる子どものための子ども交流会(仮)

内容:ただいま検討中!

主催:子どもの権利条約フォーラム2018inとちぎ 子ども実行委員会

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